葬儀社 葬儀費用

葬儀のトラブルで一番多いぼったくり どうすれば防げるの?

また電話がかかってきました。

「今からお葬式の準備をしておくと安心です」とかなんとか・・・。ヽ(`Д´)ノ

「考えていません」と言って無理矢理切りますが、本当に面倒です。

 

確かに、お葬式は前もってわかりませんし、たいていは、忙しなく段取りや準備をしなくてはなりません。

悲しんでいる時間なんてないくらい。

 

そんな身内の不幸で動転しているところに付け込んで、法外な料金を払わされることも少なくないと聞きます。

 

もちろん良心的な葬儀屋さんもいらっしゃるでしょうが、心の準備ができないならせめてお葬式に関してもう少し知識を持っておくべきかも。

 

そう思ってお葬式、特にその料金などに関して調べてみました。

 

 

目次

なぜぼったくりにあってしまうの?

そもそもどう考えても高すぎると思っている葬儀費用でも結局払ってしまうのはなぜでしょうか?

いくら動転していると言っても、少しだけ冷静になればなんとかなるような気がしますが。

 

同じように高額な費用がかかりがちな結婚式の場合を考えてみましょう。

いくら急に(できちゃった!ときなど)結婚式を上げなくてはならないと言ってもある程度本人たちの希望や費用の検討をしますよね。

 

極端な例ですが、明日、式を挙げると決めたらどうでしょう。

私なら、ネットで空いている会場・レンタル衣装などを検索して、自分たちで実際に見て、料金と相談して決めるでしょう。

自分たち(もしくは両親も)が主になって決めていくと思います。

なぜなら、自分たちの式だから。

お葬式も自分たちにとって大切な人を送るための式です。

なぜ自分たちで決められないのでしょうか?

 

もうわかっている人もいるでしょう。

結婚式は、いろいろな情報をいつでも知ることができて経験者や友人にも気軽に相談できます。

そのように結婚についての情報はオープンなのでたいていの人は、ある程度の基本情報や知識があります。

 

ところがお葬式は、その段取りや料金体系などについて年配の人でも知らない人は、相当いらっしゃいます。

葬儀情報というのは、あまりオープンになっていないのです。

 

つまり、『知らないから、ぼったくられる』 のです。

 

おそらく“死”というものに関して、触れてはならないものという日本人の意識がそういう環境を作っているのです。

“死”に対して、恐れや畏れの心があることは、悪いことではないのですが、そのために葬儀についての知識が少なすぎるという事は問題です。

 

なら、葬儀について、最低限のことは知っておきましょう。

 

 

スポンサーリンク

では、葬儀の費用はどのくらいかかるものなのか?

正直なところ、これはお葬式の規模や棺桶・花などのランクにより大きな差があります。

これは、あくまでも全国平均ですが、葬儀一式・お通夜から葬儀にかけての飲食代・寺社費用などを合わせて

200万円弱かかるそうです。

これを高いと思うか安いと思うかは、それぞれの判断ですが、私は、高いと思いましたので、どうすればもっと費用を抑えられるのか、考えてみました。

 

 

どうすればぼったくられないの?

まずは、お葬式のことを事前に家族で話し合うことに抵抗感をなくすことからはじめましょうか。

「そんな縁起でもない!」と、機嫌を悪くするご家族もいるでしょうが、お葬式のついての希望があれば

先に話しておくことは、大事なことだと思います。

 

経済的・精神的・交友関係などによりどのようなお葬式にしたいかの希望を話し合って、それに沿って葬儀屋を探してみる。

直接連絡を取らなくても、気になる葬儀屋があれば、ホームページをみたり口コミがあればそれを見て、比較検討しておく。

 

最近は、価格表を明示してその内容についても説明している会社も多いのでそれを見るだけでも参考になります。

例えば、我が家の場合、近所付き合いも友人も多いほうではないので最小人数の家族葬を考えています。

通夜・告別式・火葬ほか最低限のお葬式で、30万円ほどです。

もちろん葬儀会社により値段は変わりますので、一つの例だと思ってください。

では、具体的にどのような作業が含まれているのかを、調べます。

これもほぼホームページを見ればわかりますね。

ご遺体の安置・納棺・式場セット一式・運営スタッフ・寝台車(霊柩車)・火葬料金などなど。

どこまでがセット料金となっているのか、どれかを省くことはできるのかなどを確認しておかないと、知らない間に追加料金を取られていたりして、支払うときになって思ってもみないような高額でびっくりすることもあるそうですので、面倒でも調べておくべきです。

 

そして信頼できそうな葬儀会社があれば、書き留めておきましょう。

これだけでもしておけば、もしものとき少しは冷静でいられると思います。

少しでも知識があれば、落ち着けるものですよ。

 

『知っていれば、ぼったくられない』

葬儀に必要な費用・その節約とは

 

 

葬儀のトラブルで一番多いぼったくり どうすれば防げるの?まとめ

身近な人や自分自身のお葬式について考える、それは、今注目されつつある終活の1つでもあります。

終活とは、あとに残された人が、心穏やかに過ごせるようにするための準備と、また自分自身がこれからの人生をより充実させるためのものです。

素敵な終わりにするためにお葬式について、葬儀会社について知ること、それが当たり前だと思えるようにしたいですね。

終活のやり方がわからない人へ 肩の力を抜いて読んでみてください。

人気記事

1

夫の実家は車で3時間ほどのところにあり、年に数回、お墓参りを兼ねて帰っています。 ですが、実家に住んでいる義母は年々弱り、この先の義母のことはもちろん、 お墓の世話をどうするか、悩んでいます。 &nb ...

2

人はみんな平等に死を迎えます。 不死身の人は今の所存在しません。 そしていつその死が身近で起こるかはわかりません。 元気だった人が急に病気で、事故で、なんてことはありうることです。 そして、いつ自分が ...

3

法事・法要は本来寺院が行う仏教行事全般を含んだ行事を言い、お釈迦様の誕生を祝る「観仏会」(かんぶつえ)や除夜会、元旦会といった行事が法事なのですが、我々にとっては身内で亡くなられた方のための追善供養が ...

4

若い頃から「俺の骨は海に放ってくれ」と冗談のように言っている夫。 まだまだ元気ですが、シニア世代目前になると、その言葉がリアルに感じるようになってきました。 遠方に住んでいる子どもたちにあまり負担をさ ...

5

もし、あなたやご家族が喪主となり、葬儀をしなければならなくなったら、 慣れないことばかりで大変ですよね。 遠方から来られる方の交通費や宿泊費など、 どうしたらいいのか悩むこともあります。 こちらで負担 ...

6

最近よく「終活」という言葉を、耳にしたり、雑誌で見かけたりすることが多くなりました 50代になり、無意識ながら気にしているのかもしれません。 この間まで、そんなことは全く考えなかったのですが・・・。 ...

-葬儀社, 葬儀費用

Copyright© 葬儀はじめてネットワーク , 2024 All Rights Reserved.